こんにちは、あやせです^^

本日は、イギリスで大ヒットしたドラマ『高慢と偏見』をご紹介していきます。

イギリスの女流作家、ジェーン・オースティンの小説を見事に映像化し、放映当時イギリスでは「街角から人がいなくなる」と言われるほどの人気を博しました。

私も大好きなドラマ『高慢と偏見』の魅力をお伝えしていきます!

『高慢と偏見』は、huluで全6話が配信されています。

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『傲慢と偏見』とは?あらすじと登場人物

『高慢と偏見』は、イギリスの作家ジェーン・オースティンが1813年に刊行された、長編小説です。
18世紀末から19世紀初頭のイギリスの片田舎を舞台として、女性の結婚事情や、誤解と偏見から起こる恋のすれ違いを描き、彼女の最高傑作とも呼ばれている作品です。

ジェーン・オースティンは、「永続的かつ普遍的な魅力があり、英文学の最も偉大な作家の1人と認められる」と絶賛され、2017年から英国の新10ポンド札に肖像が印刷されています。

イギリスのBBCで、1995年にドラマ化され人気を博し、ダーシー役のコリン・ファースは、このドラマをキッカケにハリウッドへ進出、アカデミー主演男優賞を受賞するなど活躍しています。

また、ハリウッドの大ヒット映画『ブリジット・ジョーンズの日記』は、作者ヘレン・フィールディングがこのドラマにインスパイアされ、作品を書き上げたことでも有名です。
『高慢と偏見』と同じく『ブリジット・ジョーンズの日記』のダーシー役をコリン・ファースが演じています。

「偏見」「虚栄心」といった人間が陥りがちな心理描写や繊細な人物描写を見事に描き出した作品です。

 

あらすじ

イギリスの田舎町ロンボーンに住む、五人姉妹のベネット家。イギリスの厳しい階級社会の下、男性のいないベネット家では、父親のベネット氏が亡くなれば家も土地も遠縁の従兄弟へと渡ってしまいます。
そんな状況を嘆く母親のベネット夫人は、娘に金持ちの婿を取ろうと躍起になっています。

そんな折、町に独身の青年資産家ビングリーが別荘を借りて越してきたことから、物語は進んでいきます。
ベネット夫人は早速娘たちを引き合わせようと舞踏会の約束を取り付け、美しく優しい長女ジェーンとビングリーがお互いに好印象を抱きます。
その反面、次女エリザベスはビングリーの友人で気難しいダーシーが自分の事を軽んじる発言をするのを聞いてしまい、その高慢さに反感を抱きます。
ダーシーはエリザベスの大胆で知的な魅力に、知らず知らずのうちに惹かれ始めていましたが、プライドの高さが邪魔をして、格下の家のエリザベスとなかなか打ち解けられずにいます。

その頃、町に軍隊が駐留し、イケメンの青年士官ウィッカムに妹達はすっかり夢中となり、エリザベスもまた惹かれていました。そんな中、ウィッカムにダーシーの亡父の被保護者だった過去があり、彼が相続するはずだった分の遺産がダーシーに奪われたとウィカムに教えられ、エリザベスはダーシーへの反感をますます強めていきます。

エリザベスへの思いを募らせていたダーシーは想いを伝えますが、ダーシーに偏見を持っていたエリザベスはその申し出を断ります。
その後、ウィッカムの悪行が白日の下にさらされた中で、ダーシーの思いの深さや誠実な人柄を知り、彼女はダーシーに偏見を持っていたことに気付きます。

 

『高慢』と『偏見』のためにお互いを嫌いあっていた男女が、どのように惹かれあい結ばれていくのか。現代にも通ずる見どころたくさんの物語です。

登場人物

  • エリザベス・ベネット / 演 ー ジェニファー・イーリー
    主人公。五人姉妹の次女。容姿は平均的。知性と才気にあふれ、鋭い観察眼を持つ。勝気で喜怒哀楽がはっきりしている。愛称はリジー (Lizzy) 。
  • ミスター・ダーシー / 演 ー コリン・ファース
    ビングリーの友人で、彼と共にネザフィールドに滞在。ビングリーより容姿も財産も優れているが、気難しさと誇り高さから鼻持ちならない男と誤解されがち。本来は非常に誠実である。
  • ジェーン・ベネット / 演 ー スザンナ・ハーカー
    五人姉妹の長女。温和でお人好しな美女。およそ人を疑った事のない純粋さの持ち主。
  • ミスター・ビングリー / 演 ー クリスピン・ボナム=カーター
    ネザフィールド・パーク館に引っ越してきた独身の資産家。誠実で優しい好青年。ハースト夫人 (Mrs. Hurst) という姉と妹数人がいる。
  • ジョージ・ウィッカム / 演 ー エイドリアン・ルーキス
    ブライトンに駐留する軍隊の青年士官。弁舌爽やかな色男で、ベネット家の下の娘たちはおろかエリザベスも一時は魅了される。ダーシーと浅からぬ因縁がある。
  • ミスター・ベネット / 演 ー ベンジャミン・ホウィットロー
    五人姉妹の父。深い見識を持つが、独り書斎で楽しむ時間があればいいという「ことなかれ主義」な人物で、娘の結婚には興味なし。妻に皮肉を言うのが日課。娘たちの中では賢いエリザベスを一番愛している。
  • ミセス・ベネット / 演 ー アリソン・ステッドマン
    五人姉妹の母。自己中心的かつヒステリックな性格。おしゃべり好き。娘の玉の輿のために命を懸けていると言っても過言ではない(ただし、彼女なりに娘の幸せを願ってのことである)。無愛想で高慢なダーシーを嫌っている。
  • メアリー・ベネット / 演 ー ルーシー・ブライアーズ
    五人姉妹の三女。器量が良くないのを補うかの如く勉強して、教養を詰め込んでいる。そのせいか何かにつけ教養をひけらかしたり分別めいたことを口にしたがるが、中身はあまり実のあるほうではない。
  • キティ・ベネット / 演 ー ポリー・メイバリー
    五人姉妹の四女。ジェーン程ではないが美人。性格は明らかに母親似である。リディアに引きずられて、分別のない行動に出ることもしばしば。リディアと一見仲が良いが、無意識下では敵愾心を燃やしており、リディアがチャンスをつかむと激しく嫉妬する。
  • リディア・ベネット / 演 ー ジュリア・サワラ
    五人姉妹の五女。16歳。長身の美人。母親似の俗っぽく、計算高い性格。普段は猫を被っている。悪い意味での行動力があり、後にとんでもない事件を起こす。
  • ミスター・コリンズ / 演 ー デイヴィッド・バンバー
    ベネット家の親類にあたる牧師で、ベネット家の遺産相続人。そのとめどない巧言令色には誰もがうんざりさせられる。杓子定規で堅苦しく、嫌味も通じない。後見人のキャサリン夫人に盲従し、夫人の勧めで嫁探しにロンボーンを訪れた。
  • シャーロット・ルーカス(のちのミセス・コリンズ)/ 演 ー ルーシー・スコット
    エリザベスの友人。多くの兄弟をもつ。常識的な人物だが、不器量のため20代後半まで独身で過ごす。生活のためだけにコリンズと結婚。
  • レディ・キャサリン・ド・バーグ / 演 ー バーバラ・リー=ハント
    ダーシーの叔母で、コリンズの後見人。ロージンズに住み、莫大な土地と財産を所有する。いかなるときも自分が中心にいないと気が済まない性格。ダーシーを娘の許嫁と決めている

参考:Wikipedia

BBC版ドラマ『高慢と偏見』を見た感想

『高慢と偏見』は私の大好きなドラマの1つです。

最初、エリザベス役のジェニファー・イーリーを写真で見たときは、失礼ながら「あまりキレイな女優さんじゃないな……」と思ってしまいましたが(本当に失礼…)、ドラマを見始めると一気にその気持ちは覆りました!
知性と上品さ、明るい笑顔と率直な物言い、慎ましやかだけど大胆……エリザベスの魅力を完全に演じ切っているジェニファーに魅了されました。これは求婚者が引く手あまたのダーシーも惚れるな、と。笑

そしてコリン・ファースのダーシーもすごくカッコよかった!
寡黙でプライドが高いけど、誠実なダーシーが、愛するエリザベスのために見せる男らし言動にキュンキュンしっぱなし!
人気が出るのも分かります(>_<)

また、コリンやベネット婦人、リディアなども、良い感じにウザくて「今でもこんな人いるいる!」と親近感が湧きました。

そして、どの時代も人は「偏見」や「虚栄心」を持っていて、それによって人生が変わってしまうこともあるんだなぁと、改めて感じました。
なるべく、偏見を持たずに素直に生きていきたいけど、人間の性なのでしょうかね……

そんな普遍的な人間心理を、当時の結婚観などと織り交ぜて見事に描いている作品です。
『ダウントン・アビー』などが好きな人にはオススメです!

 

【あとがき】

何百年経っても色あせない人間の普遍性を描いた『高慢と偏見』。

美しい田舎の景色やお屋敷と、まるで実在するかのように演じ切る俳優さんたちに、魅了されること間違いないしのドラマです!

BBC版ドラマ『高慢と偏見』は、全6話がhuluで配信されています!

興味がある人はぜひこの機会にご覧くださいね^^

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