日本でも人気の男女の恋愛や友情を描いたアメリカのドラマ『フレンズ』のオタク版ともいえるコメディードラマ『ビッグバンセオリー』。
アメリカをはじめ、全世界にギーク(オタク)現象を巻き起こし爆発的な人気を巻き起こしました。
私は「好きな海外ドラマは何?」と聞かれたら、迷わず「ビッグバン セオリー!」と答えるほど大好きなドラマです^^
そんな『ビッグバンセオリー』の魅力をご紹介していきます!
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ビッグバン セオリーってどんなドラマ?
アメリカで2007年の放送開始から爆発的な人気で、世界中にギーク(オタク)現象を巻き起こしたシットコムが『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』(原題:The Big Bang Theory)です。
シチュエーションコメディーの略で、登場人物や場面設定が固定されていて、一話完結で連続放映されるコメディードラマ。
2019年5月から本国で放送されたシーズン12を最後に、惜しまれつつ終了しました。
シェルドン役のジム・パーソンズが4度もエミー賞でテレビ部門主演男優賞を4度も受賞するなど、エミー賞、ゴールデングローブ賞を何度も受賞しています。
ビッグバン セオリーのあらすじ
2人合わせてIQ360の天才科学者、レナードとシェルドン。
頭脳明晰な2人はカリフォルニア工科大学の物理学者として、ノーベル賞受賞を夢見て日々仕事に励む一方で、世間とはどこかズレていてオタク、パッとしない容姿のため、女の子にモテる気配もない。
友人もみんな変わり者ばかり。
そんな2人がルームシェアをする部屋の向かいに、金髪の美しい”普通の”女性、ペニーが引っ越してきたことで、恋や友情などさまざまなことが巻き起こるコメディードラマです。
ビッグバン セオリーの登場人物・キャスト
レナード
レナード・リーキー・ホフスタッター
(演 – ジョニー・ガレッキ、吹替 – 千々和竜策)
カリフォルニア工科大学の実験物理学者でレーザー技術などを研究。24歳でプリンストン大学から博士号を取得。IQは173、他の科学や文学・歴史にも強い。
著名な科学者の両親の元に生まれ彼自身もとても優秀だが、超論理的で感情を表さない母親にその功績を認められないことが、彼の中でトラウマとコンプレックスになっている。
繊細でとても優しく努力家だが、自分に自信がなく内気で卑屈なところは、こうしたコンプレックスが影響している。
アニメやゲームが好きなオタク。
身長が低く、乳糖質アレルギーなのを、よく仲間にからかわれている。
ルームシェアをしているシェルドンのわがままで自分勝手な行動になにかと手を焼かされているが、優しいので最後にはいつも受け入れてしまう。(あきらめともいう)
向かいの部屋に引っ越してきたペニーに一目ぼれし、そこからペニーとはくっついたり離れたりを繰り返している。
シェルドン
シェルドン・リー・クーパー
(演 – ジム・パーソンズ、吹替 – 安達貴英)
レナードのルームメート。カリフォルニア工科大学の理論物理学者で、ひも理論が専門。IQは187でレナード同様にオタク。
11歳で大学に飛び入学、その後留学先のドイツでツイスター理論を研究していた16歳の時に博士号を取得。並み外れた頭脳と、直観像記憶・共感覚を持つ、まさに「天才」。
自分の頭脳に絶対の自信を持ち、常に論理的で自己中心的で幼稚、人の感情や空気を読むことができない性格から、何かと人間関係をこじらせがち。
自分の考えが正しいと疑わず意見を曲げない頑固さと粘り強さのために、ときには警察のお世話になることも。
しかし、彼には悪気はなく、彼なりに友達や家族や恋人のことを大切に思っている。
決まったルーティンで生活しないと気が済まない、人との身体的な触れ合いを嫌う、極端な潔癖症、皮肉なジョークが通じない、笑顔が苦手、嘘がつけない……など、彼独自の変わった習性が随所にある。
冗談を言ったあとに決まって「BAZINGA!」(造語、「言ってやったぜ!」的な意味)と言う。
また、彼が科学者であるのとは対照的に、母親は敬虔なクリスチャンであり、科学やキリスト教の教えでたびたび意見がぶつかるが、かなりのマザコン。
ペニー
ペニー
(演 – ケイリー・クオコ、吹替 – 新谷良子)
レナードとシェルドンの向かいの部屋に引っ越してきた金髪でセクシーな美女。
チーズケーキファクトリーでウエイトレスをしながら女優を目指しているが、才能はない模様。
明るく社交的で、レナードやシェルドンたちオタクとも偏見なく付き合う優しい性格。
登場人物のなかで一番社会常識があり、博学ではないが実践的な場面で賢い。
ネブラスカの田舎育ちで、父親に男の子のように育てられたため、虫が平気だったり家具を一人で組み立てられたりと、レナードたちより男らしい一面も。
かわいく明るいので男性にはモテるが、レナードとくっついたり離れたりを繰り返している。
お酒と靴が大好き。
ハワード
ハワード・ジョエル・ウォロウィッツ
(演 – サイモン・ヘルバーク、吹替 – 小森創介)
レナード、シェルドンの友人でオタク仲間。マッシュルームカットが特徴。
カリフォルニア工科大学で、応用物理学のエンジニアをしているユダヤ人。マサチューセッツ工科大学で工学の修士号を取得しているが、博士号を取得していないことでシェルドンたちにかわれている。
優れた技術力でくだらないものばかり作っているが、宇宙飛行士に選ばれるなど、エンジニアとしては超一流。
女好きで、女性の口説き方を知っていると思い込んでいるが、実際は不快に思われることが多い。
また、フランス語、北京語、ロシア語など多言語を話せると思っていて、それを武器に女性を口説こうとするが、ほとんど通じていない。
怒鳴り声で話、彼を子供扱いする母親と同居していて、そんな母親をうとましく思う反面、とてもマザコンなため母親との生活を好んでいる。
手品や手話、キーボードでの引き語りなど、実は多才な一面も。
ラージとは親友。
ラージ
ラジェッシュ・ラーマヤーナ・クースラポリ
(演 – クナル・ネイヤー、日本語吹替 – 興津和幸)
インドのニューデリー出身で、ケンブリッジ大学で宇宙物理学の博士号を取得後、カリフォルニア工科大学で素粒子論的宇宙論を研究している。
雑誌「ピープル」で「最も優秀な30歳未満の30人」の1人に選ばれるなど、科学者としては優秀。
性格はシャイで内気、お酒に酔ったとき(もしくは酔ったと思い込んでいたとき)にしか女性と話すことができない。
実家はインドで産婦人科医院を開業していてとても裕福のため、親の仕送りで贅沢をして暮らしている。6人兄弟の三男坊。
女性的なものを好みがちのため、周囲からは何かとゲイ疑惑を持たれていて、彼の家族も長年彼をゲイだと思い込んでいたが、恋愛対象は女性である。
ハワードとは親友で、ときに仲が良すぎるために、デキてると疑われることも多い。
バーナデッド
バーナデット・メリーアン・ロステンコウスキ・ウォロウィッツ
(演 – メリッサ・ラウシュ、日本語吹替 – 宗川めぐみ)
ペニーの元同僚としてチーズケーキファクトリーで働いていた、小柄なポーランド系アメリカ人。
女性との出会いを懇願するハワードにペニーが紹介をして、交際に発展、のちに結婚する。
微生物学の博士号を取得し、一流の製薬会社に就職。
普段はかわいらしい声でとても女性らしいが、怒ったり誰かと競争になると豹変。
また見た目の印象とは対照的に、内面に毒を持っているため、仲間や同僚から密かに恐れられている。
変態なハワードを心から愛し、尻に敷きながら、しっかりとした良い妻を務めている。
エイミー
エイミー・ファラ・ファウラー
(演 – メイム・ビアリク、吹替 – 野一祐子)
シーズン3の最終話から登場するシェルドンのガールフレンド。
ハーバード大学で学んだ脳神経学者で、カリフォルニア工科大学で研究をしている。
ハワードとラージが、出会い系サイトにシェルドンのプロフィールを勝手に登録し、唯一マッチングした女性。
「女版シェルドン」ともいえる風変わりな性格のため、小さいころから友達が少なかった。
そのため、偏見なく付き合ってくれるペニーを「親友」と呼び、憧れの念を抱いている。
シェルドン同様、論理的で感情がなく、人を見下すような言動があったが、ペニーやバーナデッドと付き合ううちに、服装や言動などが一般の女性らしくなっていく。
ティアラや女子会、メイド・オブ・オナーといった、女児や女性が好むものに強く惹かれる。
シェルドンに意見を言え、受け入れられる数少ない人物。
趣味はハープ演奏。
吹き替えもオススメ
ビッグバンセオリーは、吹き替えもとってもオススメです!
どのキャストの吹き替えも、キャラクターとぴったりあっていて、まったく違和感なく楽しめます。
字幕では表現に制限があって分からなかったことが、吹き替えで理解できることも。
字幕版と吹き替え版を見比べてみるのもオススメの楽しみ方です^^
ビッグバン セオリー4つの魅力!
ビッグバンセオリーの魅力を3つに絞ってご紹介していきます!
天才とバカは紙一重? 一癖も二癖もある主人公たち
レナードとシェルドンを始めとした登場人物のほとんどは、将来ノーベル賞の受賞も期待されている世界でも有数の頭脳を持つ天才たち。
しかし性格に一癖も二癖もある主人公たちの頭が良すぎるがうえに、世間の常識から外れた突飛な言動をすることもしばしばあります。
実験に行き詰って機織りを始めてみたり、リアリティーショーに出演するモデルたちの家をテレビの画面から衛星を駆使して割り出してみたり、初めて女性を食事に誘うときにお通じの話をしてしまったり……
正直意味が分からないですよね!笑
このドラマの逸脱なところは、優秀で変わり者の人たちの中に、唯一「普通の女の子」として登場するペニーの存在。
他の高学歴な人たちに比べて、一見するとおバカですが、可愛くて社交性があり、誰とでも仲良くなれるなど、他のキャラクターたちとは対照的に描かれています。
個性的で常識外れな言動をする他のキャラクターたちにびっくりしたり、ツッコんだりするところが、一般の視聴者の共感を呼びます。
こうしたペニーの存在が、たくさんの人たちに受け入れられる要因の一つだと言えますね。
オタクの宝庫! 物理学やアニメ・ゲームなどの知識が豊富
主人公たちは、世界最高峰の物理学者であるのと同時に、アニメやゲーム、SF映画などのオタク。
会話のいたるところにそうした知識がちりばめられています。
物理の知識がある人や、アメリカンコミックス、SFなどが好きな人はもちろんのこと、知らない人でも「分からない」というところが面白さにつながるのが、この番組の見どころです。
「唯一普通の女の子」ペニーもこうした知識を持ち合わせていないので、ペニーの反応に共感できるでしょう。
そしてストーリーを見ていくうちに、物理をまったく知らなかった人も「ひも理論」や「素粒子」「ブラックホール理論」という言葉は覚えてしまうはず。
(物理の知識がまったくない私は、言葉は覚えても相変わらず意味はわからなんですが……)
このドラマに感化されてアメコミやSFにハマってしまうかもしれません!
このドラマをきっかけに「スタートレック」の映画を観に行ったのはここだけの話………笑
そうした中毒性もこのドラマの魅力です。
ちなみに本作で扱われるオタクネタは、、『スーパーマン』『バッドマン』といったアメコミの定番から、『スター・ウォーズ』『スタートレック』、『バトルスター・ギャラクティカ』、『猿の惑星』、『ドクター・フー』、『ロード・オブ・ザ・リング』『ハリーポッター』といったSFやファンタジー映画やテレビ、『ヘイロー』といったTVゲームにいたるまで、まさに多種多彩です。
仲間との友情、愛情が詰まっている
ゲームばかりしているモテない4人のオタク青年たちの中に女性たちが入ってくることで、少しずつ変化していく主人公たち。
社交性に欠け、人との距離感をつかめなかった彼らが、少しずつ成長して本当の友情や愛情を築いて姿に感動します。
ときにはケンカをし皮肉りながらも、お互いの欠点を理解し直そうと努力する姿、何かあったときには話し合い、受け入れ、助け合う。
不器用ながらも誠実な人間関係の築き方がそこにはあります。
シーズンを重ねていくうちに「こんな仲間が欲しいな」と温かい気持ちになるでしょう。
たくさんのゲストスターが登場!
ビッグバンセオリーは、たくさんのスターが本人役としてゲスト出演するところも、楽しみの一つです。
そのスターはSFドラマや映画の俳優から、実業家、科学者まで幅広いんです!
主なゲストスターをまとめてみました。
【俳優・タレント】
出演者名 | 出演シーン | 出演作 |
チャーリー・シーン | シーズン2エピソード4 | TVドラマ『チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ』 |
サマー・グロー | シーズン2エピソード17 | TVドラマ『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』 |
ウィル・ウィートン | シーズン3エピソード5 以降たびたび登場 |
映画『スタンドバイミー』 TVドラマ『新スタートレック』 |
ケイティー・サッコフ | シーズン3エピソード9 シーズン4エピソード4 |
TVドラマ『GALACTICA/ギャラクティカ』 |
スティーブン・ユアン | シーズン3エピソード22 | TVドラマ『ウォーキング・デッド』 |
ジョージ・タケイ | シーズン4エピソード4 | TVドラマ『宇宙大作戦』シリーズ 映画『スタートレック』 |
ブレント・スパイナー | シーズン5エピソード5 | TVドラマ『新スタートレック』 映画『新スタートレック』 |
レナード・ニモイ | シーズン5エピソード20 | TVドラマ『宇宙大作戦』シリーズ 映画『スタートレック』 声のみの出演。 |
アダム・ウエスト | シーズン9エピソード17 | TVドラマ『バッドマン』シリーズ 映画『バッドマン』 |
エレン・デジェネレス | シーズン10エピソード9 シーズン12エピソード18 |
アメリカの著名なテレビ司会者 『エレンの部屋』 |
【科学者・宇宙飛行士】
出演者名 | 出演シーン | メモ |
ジョージ・スムート | シーズン2エピソード17 | アメリカの著名な天体物理学者。 2006年ノーベル物理賞受賞。 |
ニール・ドグラース・タイソン | シーズン4エピソード7 | アメリカの著名な天体物理学者。 太陽系の第9番惑星だった冥王星を惑星からはずすことを支持。 |
ブライアン・グリーン | シーズン4エピソード20 | アメリカの著名な理論物理学者。 複雑な理論を一般向けに紹介する活動で知られている。 |
マイク・マッシミーノ | シーズン5エピソード15 シーズン5エピソード24 |
NASAの宇宙飛行士。 宇宙で初めてtwitterでつぶやく。 |
スティーヴン・ホーキング | シーズン5エピソード21 シーズン6エピソード6 シーズン8エピソード14 シーズン9エピソード17 シーズン10エピソード9 シーズン11エピソード1 |
イギリスの著名な理論物理学者。 第二のアインシュタインと呼ばれた車いすの天才。 |
バズ・オルドリン | シーズン6エピソード5 | NASAの宇宙飛行士。 |
【エンジニア・実業家・漫画家】
出演者名 | 出演シーン | メモ |
スタン・リー | シーズン3エピソード16 | アメリカの著名な漫画原作者。 代表作は、『ハルク』、『ソー』、『アイアンマン』、『スパイダーマン』、『X-メン』、『アベンジャーズ』など。 |
スティーブ・ウォズニアック | シーズン4エピソード2 | 世界有数のエンジニア。 スティーブ・ジョブズらと共にAppleを設立。 AppleⅠ、AppleⅡの開発者。 |
イーロン・マスク | シーズン9エピソード9 | PayPal、スペースX創業者。 |
ビル・ゲイツ | シーズン11エピソード18 | Microsoft創業者。 |
軽く挙げてみただけでも早々たるメンバーが出演しているのがわかりますよね。
特にSF映画やテレビ好きや、憧れの科学者や実業家がいる人にはたまらないと思います。
ここに挙げた以外にもまだまだ有名な人が出ているので、ぜひ本作を見て探してみてくださいね^^
ビッグバン セオリーをみた感想
何年か前にニューヨークに行った際、友人に「今人気のドラマだよ」と教えてもらったのをきっかけで見てみた本作。
噂以上に面白く、一気見してからというもの、これまで何度繰り返し見たか分かりません。
主人公たちが一つのテーブルを囲んで中華などのデリバリーを食べる姿に憧れて、再びニューヨークを訪れた際には、友人宅で再現したほど……笑
特にジム・パーソン演じるシェルドンの異様さ、それでもどこか憎めないキャラクターにすっかりハマってしまいました。
シェルドンの口癖、BAZINGA!Tシャツが、NYのいたる露店で売られていて、本気で買おうか迷ったほど。笑
個性的なキャラクターたちを、違和感なく完璧なまでに演じ切る俳優さんたちの演技に、魅了され続けています。
シーズン12をもって終了と聞いて寂しい気持ちでいっぱいですが、どのような形で7人の姿が締めくくられるのか今からとても楽しみです。(きっと最後に何かしらのオチがあると予想)
【あとがき】一度見たらあなたも『ビッグバン セオリー』の魅力にハマるはず!
独特なギークな世界観、仲間との友情、恋愛……面白くてときには泣けるビッグバンセオリー。
一度みたらあなたもギークな魅力にハマってしまうかも?!
U-NEXT、hulu、dTV、NETFLIX、amazonprimeなどでさまざまなコンテンツで配信しているので、取り掛かりやすいと思います!
面白いので、ぜひ見てみてくださいー!
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